あした天気になあれ(16)
最終日の決勝戦。
太陽は強豪の日吉、磯村にも見劣りしない攻めのゴルフを展開。
汗だくになりながら、1打1打に全力投球。
日吉は、派手に追い上げてくる太陽に戦々恐々。
磯村はそんな二人を見ながらもマイペースなプレイ。
そして戦いは前半戦の山場をむかえ、ますますヒートアップ! 果たして勝負の行方は…!?最終日の後半戦に突入したプロテスト。
太陽は計算外の奇跡的なショットを連発して、上位陣に食らいついていく。
合格ラインではなく、あくまで優勝を目指す太陽のプレースタイルは相変わらず。
しかし、さすがの太陽も高まるプレッシャーのせいで食事も喉を通らなくなり…。
白熱のプロテストもいよいよ大詰め。
残りは3ホール。
疲労と緊張でくたくたの選手たちは思うようにプレーできずに苛立ち始める。
増え続けるギャラリーが見守るなか、太陽に逆転首位に躍り出るチャンスが巡ってきた! かすむ頭に活を入れ、後半山場のショットに太陽が挑む。
優勝の行方を左右する運命の一打。
そのボールが描いた軌跡は…?大混戦のテストトーナメント。
その最終18番ホールをなんと単独トップの成績でむかえた太陽。
しかし、初めて経験する「トップの重圧」に視力や思考力まで鈍ってきてしまう。
落ち着こうともがいても、湧き出てくるのは焦りと冷や汗ばかり。
興奮する大観衆の前で果たして太陽はどんなプレーを見せるのか!? 熱気に包まれたグリーン上にいま、勝負を決する太陽のパターが振り下ろされようとしていた…!!初出場でのトップ合格という驚異的な成績で、見事プロ入りを果たした太陽。
さっそく賞金一千万円の懸かったビックトーナメントに参加することに。
その練習ラウンドでは先輩選手との格の違いを痛感し、プロ仕様の慣れないコースにも悪戦苦闘。
師匠竜谷と直前まで特訓を積み、ついに、プロゴルファー向太陽の初挑戦が始まる!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60012490